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価値と無駄(リーン・スタートアップから) 

(エリック・リース著日経BP社刊「リーン・スタートアップ」より本文引用P69~70)
 リーンな考え方における価値とは顧客にとってのメリットを提供するものを指し、それ以外はすべて無駄だと考える。製造業に関して言えば、製品がどのように組み立てられているのかは顧客にとって意味がない。顧客が気にするのは製品がきちんと働いてくれるかどうかだけだからだ。ところがスタートアップの場合、顧客が誰なのかも分からなければその顧客が何に価値を見いだすのかもわからない。〈中略〉最終的に顧客が使ってみることさえしてくれなかった機能についてどうするべきか、どれを優先すべきかと検討するのに膨大な時間を使ってしまった。もっと早くに製品を出荷していれば、この無駄は避けられたはずだ。戦略の基礎となった仮設がまちがっていたことも、大きな無駄を生んだ。

 筆者は「恥ずかしくないソフトウェア技術を発売しようとして、完璧な製品化を目指していた。しかし顧客について間違った先入観を持っていたので、投入した時間とエネルギーが無駄になってしまった」と振り返っています。
「完璧な商品を目指す」というのはよくあること。実は今日も、国の制度変更でマイナーチェンジする経営情報ソフトについて、PCソフトの開発担当から同じフレーズを聞きました。
 発売時期をめぐっての話なのですが、企画の立場からは制度改定にあわせてソフトを発売したいという立場になります。しかし、満を持して完成度を高めてから発売したいというのが開発者の立場。
 
 私は発売前にあれこれやっていたことではなく、発売後に「何が顧客にとっての価値を生み出すかについて最初の数ヶ月で学んだこと」が起業を前進させたという著者の話に共感します。ドックイヤーと言われる時代にあっては、まずは顧客にぶつけてみて学ぶことが重要だと思うのです。企業の独りよがりで、顧客に評価されないものを開発している余裕はないはずです。
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