ヴァイスブルスト 

バイスブルト

 マイクロブルドビアが解禁になった当初、醸造技術の輸入はドイツ系とアメリカ系の二つの大きな潮流があり、出遅れたイギリスが国をあげて何とか日本市場に割り込もうとしているって感じだったわね。
 わたしはたまたま周りがみんなドイツスタイルのビールに傾倒している人が多かったので、ビールを通して南ドイツの食文化に触れることが多かった。
 ミュンヘン旧市街にあるマルクトの中のインビスブーテ(市場内のビールスタンド)でいただいたミュンヘン・ヘレス+プレッツェルとヴァイスヴルストの三点セットの印象が強烈で、何とか日本のお店でも再現させたくて、ラウゲン・プレッツエル(岩塩パン)の冷凍パン生地を作ってもらうためにパンメーカーをまわったり、ヴァイスヴルスト(仔牛の白ソーセージ)を作ってもらうためにハムメーカーをまわったりしたけど、だいたいが「技術的には生産可能だけど、個店取引では量的に対応が難しい」「試しにやったことあるけど長続きせず懲りた」って断られたものよ。
 今では原宿にプレッツエルの専門店ができてから、ユニークなカタチをしたこのパンも奇異ではなくなったし、小さな手作りハム屋さんも増えたからヴァイスヴルストもネット通販で手に入るようになった。
 ただ、ヴァイスヴルストは伝統的に朝市場で手に入れて、午後には鮮度が落ちるから食べないという「正午の鐘の音を聞いてはいけない」ソーセージだから、できれば真空調理ではなく出来立てをすぐ茹でて食べたいって言ったら贅沢かな。
 湯に浮かぶ肉汁がしたたるような、プニュでジュワーのヴァイスブルストに甘めのマスタードをつけて食べたい。どこかでクラフトビールと岩塩パンと湯づけの白ソーセージの本格的な三点セットを出しているビアハウスはないかしら。ちなみに上の画像はパウレナ・ブラウライのもの。
菊池牧場の無添加ソーセージヴァイスブルスト 150g

コメント

美味しいですよね

ビール現場主義者でございます。
美味しいですよね、ヴァイスブルスト。
つい最近、ナイフとフォークだけで皮がむけるようになりました。
「つい最近」と言うのが情けないですが。

リンク有難うございます。
私のブログにもリンクはらせていただきました。
よろしくお願いします。

よろしくです

ビール現場主義さん、こんにちは
今後ともよろしくお願いします。
 ヴァイスブルストはハーブやレモンの入っているものより、プレーンなものの方が好きです。
 EUから畜肉加工品が輸入できなくなっているので、国内の手造りメーカーさんにがんばってもらうしかないですね。

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